愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
byプラトン
財産も地位も、愛にくらべたら塵芥のようなものだ。
byグラッドストン
恋愛の市場株価に、安定株は無い。
byAプレヴォ
恋愛とは二人で愚かになることだ。
byポールヴァレリー
嫉妬は恋の姉妹である。悪魔が天使の兄弟であるように。
byブーフレール
安定は恋を殺し、不安は恋をかきたてる。
byマルセルブルースト
恋の灯は時として友情の灰を残す。
byアンリドレニエ
恋愛の真の本質は自由である。
byシェリー
友情と恋愛は一つの根から生えた二本の植物である。
ただ後者は花をすこしばかり多くもっているにすぎない。
byGクロップシュトック
恋愛とは美しい少女に出会い、そしてその少女が
魚のタラのように見えるのに気がつくまでの中間にある甘美な休憩時間です。
byジョンバリモア
恋愛を前にした時のただひとつの勇気は逃げることである。
byナポレオンボナパルト
どんなに愛しているかを話すことができるのは、すこしも愛してないからである。
byペトラルカ
体のほうはわりと早く許すけど、心はなかなか許さない女もいる。
by阿刀田高
恋の病を癒す薬はいくつもある。しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
byラロシュフコー
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。
byラロシュフコー
二人のうちどちらかがいるところには、いつも二人ともいるんだよ。
byへミングウェ
恋愛はポタージュのようなものだ。初めの数口は熱すぎ、最後の数口は冷めすぎている。
byジャンヌモロー
愛する女と一緒に日を送るよりは、愛する女のために死ぬ方がたやすい。
byバイロン
報いられぬ恋は霜にうたれてしおれた樹木に似ている。
byローぺデべガ
月にむかって、『そこにとどまれ!』などという者があろうか。
若い女の心にむかって『一人を愛して心変わりせぬことだ』などという者があろうか。
byプーシキン
バラが刺の中に咲くように,恋は怒りの中に咲いて燃える。
byアルント
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
byオルテガイガセー
そのほくろの中にいぼを見出すまでの間、僕は君を愛するだろう。
byジュールルナール
一つのまなざし、一度の握手、いくぶん脈のありそうな返事などによって
たちまち元気付くのが恋をしている男女なのだ。
byモロア
ロマンチックな恋だけが恋ではありません。
本物の恋とは、オートミールをかき混ぜる行為のように平凡で当たり前なのです
byロバートジョンソン
恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。
byコレット
人はある恋を隠すこともできなければ、ない恋をよそおうこともできない。
byサブレ夫人
恋というものはなんと恐ろしい情熱だろうか。
それなのに世間の嘘つきどもは、恋をあたかも幸福の源泉のように言っている。
byスタンダール
恋は単純で原始的な行為である。それは闘争である。それは憎しみである。
恋には暴力が必要である。相互の同意による恋愛は退屈な労役にすぎない。
byアナトールフランス
恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。
愛の技術が介入するのはその後のことである。
byモーロア
少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。